アフターバーナーⅡ コマンダータイプ

 皆さんご存知アフターバーナーです。コマンダータイプと呼ぶことを比較的最近知りました。中学生の私はシングルクレイドルタイプと言っていました。1987年当時、ハイテクセガ久米川店にはまずダブルクレイドルタイプが入ったと記憶しています。いつの間にかダブルがなくなりこれに入れ替わっていました。
 当たり前ですが体感ゲームは筐体が可動します。そしてアウトランとアフターバーナーの筐体の”揺れ”こそが、数ある体感ゲームの中でも至上であると勝手に思っています。勝手に思い込む理由は「揺れがゲームプレイを心地よくするから」。揺れ具合が絶妙なんです。優れた料理と器や絵画と額縁のように、ゲームの内容と筐体可動のバランスが良いんです。アウトランは音楽に乗ってクルーズするようにしっとり動く。アフターバーナーは音楽に乗って戦うように颯爽と動く。遊戯機械ですから本物に近づける必要はないんです。設計した方のセンスは素晴らしいと思います。
 ああ、こう書いていると乗って揺られたくなってくる。勝手な理由をつけておりますが、結局は身体に浸み込んだものが自分にとって一番で、この筐体は私の在りし日の揺り籠なのでしょう…。
 一時期ハイスコア狙いかつ安全な攻略法とのことで、左膝でスロー固定にしてプレイする方々が結構いました。私もやってみましたが面白いプレイとは思えませんでした。とはいえ中学生の財布ではノーコン(1コイン)で長時間遊べることは重要ですから、コインを入れる度にどうプレイするか悩みましたね。







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